●映画『非正規に尊厳を!−メトロレディーブルース総集編』完成

 東京メトロ売店には正社員と非正規の契約社員が一緒に働いている。仕事はまったく同じ、しかし非正規の賃金は正社員の約半分だ。何年勤めても退職金はゼロ。勤続10年で1000万円の格差が生まれる。1年契約更新で雇い止めの不安もあった。そんな中ユニオンをつくって立ち上がったシニアの女性売店員たち。みんな10年以上のベテランだ。この映画は、初めてのストライキから、会社との交渉、そして裁判提訴とつづく「メトロレディーたち」の5年のたたかいをドキュメントした。正義を求めた裁判所に裏切られ怒りの声を上げる彼女たち。シニア・シングル・非正規の女性たちの厳しい現実とホンネが見る者の心をゆさぶる。いま日本の働き手の4割は非正規、2千万人をこえた。「これはカースト制度、負けるわけにはいかない」。

 取材期間=2013年3月〜2017年11月。DVD・55分・2018年2月 ビデオプレス制作。

*DVD頒布価格 個人3000円・団体用10000円(税別) 上映会についてはお問合せください。→こちら


●正社員労組OBがメトロレディーたちを激励

2018年5月27日、東京・江古田の「ギャラリー古藤」で開催された『非正規に尊厳を!-メトロレディーブルース総集編』上映会。2回目の上映が終わると年輩の男性が花束をメトロコマースの女性たちに贈った。かれは東京メトロで車掌として40年間働いてきた労働者で、正社員の組合「東京地下鉄労組」のOBだった。「あなたたちの闘いを応援している。正社員の反省をこめてきょうは花束をもってきた。活躍してほしい」とエールを送った。そして「大きな労組が自分たちのことだけで、非正規の人たちのことに目が向かなくなっている。その原因は、組合が指令指示型の幹部だけの運動になっていて、組合員一人ひとりの運動になっていなかったことではないか」と語った。この日は、国労やNTT労組のOBも来ていたが、東京東部労組メトロコマース支部の女性たちの訴えが、確実に人々の心を捉えていることがわかった。映画と寸劇「女三人吉三(おんなさんにんきちさ)」は大好評で、「勇気と元気をもらった」と言う声が多数寄せられた。(松原明)*レイバーネット記事はこちら


<上映案内>

★シニア女性映画祭2018

 11月11日() 13.50〜豊中市すてっぷホール

 「非正規に尊厳を!−メトロレディーブルース総集編」上映
  前売り800円  主催「波をつくる女たち」シスターウェイブス

★東京ドキュメンタリー映画祭

 1回目となる2018年は、12月に新宿の映画館「K's cinema」で2週間にわたり、ドキュメンタリー作品数十本を上映します。
【日程】2018年12月1日(土)~12月14日(金)
【場所】新宿 K's cinema
12月8日(土)10:00~ 短編6「レディたちのブルース」
      ・『また次階!』
      ・『コール・ミー・ミセス・チャン』
      ・『非正規に尊厳を!-メトロレディーブルース総集編』


2018年・草の根上映会のご案内〜映画を観てディスカッションしよう

 

★201878日(日)

 昼の部 14.00

 夜の部 19.00

 国分寺ギー

 (国分寺市本町2-3-9三幸ビルB1)

 1000円+1ドリンクオーダー

 042-326-0770

 メトロレディーのトークあり

 →詳細 http://giee.jp/

 

 

以下は終了したもの

★2018317日(土)

 午前 10.30〜11.30

 立川・柴崎学習館

 「働き方改革・労働問題を考える」

 無料(要予約 定員40名)

 申込み 042-524-2773

★415日(日)

 第1回 15.00〜17.00

 第2回 18.00〜20.00

 *メトロコマース出演

 主催=東京琉球館駒込

 1500円(ワンドリンク付) 予約優先 03-5974-1333

★428日(土) 18.00

 板橋グリーンホール会議室  無料 主催=東埼労組

 問合せ 070-5545-8662 トーク=松原明(制作者)

★527日(日) 主催=ビデオプレス

 第1回 14.00〜16.00

 第2回 17.00〜19.00

 *メトロコマース出演

 ギャラリー古藤(江古田) 03-3948-5328

 当日1200円 予約1000